
(↑写真は@samurai_kenとLaunchtimeのBen氏)
先日に引き続き、NYCのCo Working SpaceやIncubatorを数カ所周り、「なぜ今NYCのStartupがホットなのか?」を中心に聞いてみました。
2012年2月28日に訪問したのは、下記の三箇所です。
We Create ( http://www.wecreatenyc.com )
Office Link ( http://www.officelinks.com/ )
Launchtime ( http://launchtime.com/ )
一つ面白かったのは、LaunchtimeのBen氏の「シリコンバレーは産業があまり無いからITに特化するしか無い」というコメントでした。 シリコンバレーは産業の宝庫という先入観を持っていたので、これは新しい見方でした。
一方、NYCにはファッション、カルチャー、ファイナンスと色々な産業があり、マンパワーも分散するとのこと。また、過去にはトップクラスの人間は ファイナンス分野に就職するため、Startupに才能のある人間が回ってこなかったという背景もありそうです。この状況は日本の優秀な層が大企業に就職していた状況と類似しているかも知れません。
さて、StartupsへのSeed投資がNYCでBoomになったのは、We Createいわく、ここ8ヶ月ぐらいのことのようです。NYCでの起業が盛んになった背景にはリーマンショックがありますが、停滞する日本経済が背景とも言える最近の日本のSeed投資やIncubationブームに似ている部分があるようにも思えます。
LaunchtimeのBen氏は1996年にIT起業を立ち上げ、その後Exitし、今に至っておりますが、元々はメリルリンチで働いていた ようです。その時にネットスケープのIPOに立ち会い、バンカーには世界は変えられないが、ベンチャーでは変えられるのではないか?と思ったのが Startupの世界に入り込んだきっかけのようです。日本からも大企業から多くの人がStartupに転身してくる未来があったら良いですね。
ライター:George