中国・インド、そしてアジアのIT動向の”今”を知る!

はじめに

今回は、中国・インドを中心としたIT動向に関して、現地に詳しい著名なノンフィクションライターさん2名をお呼びして、中国やアジアのIT動向に関して報告して頂きました。

イベント「中国・インド、そしてアジアのIT動向の”今”を知る!
日時:2012/03/28 19:00 to 21:30

山谷剛史氏講演

「現地発、中国・インドIT市場最新レポート」

中国について

①中国ネット上の評価で最も信頼度が高いのは「口コミ」。というのも、お金で評価やユーザー数はお金で買えるので、ネット上の評価やユーザー数などはアテにならないから。

②昔は土地が値上がりしていたので、家を買えば儲かるという現実があった。なので、土地の購買が活発だった。だけど、これからは不動産バブル崩壊の匂いがしてるので、土地の需要が下がり、消費に消極的な人民が増えそう。ITにも影響があるかも。

③日本のものは売れるのだろうか?日本のイメージは家電、車のイメージが強い。日本のwebサービスは進出してもウケないだろう。ただ、老人や子供向けのセンシティブな商品がウケるかも!人民はルールとかに無頓着な人が多いけど、身体が弱い人に優しい商品を買いたい。

④日本人が中国に進出するには、「プロモーション」が課題。日本にはウケそうだが中国にウケなそうなプロモーションをする企業が多い。

インドについて

①地域によって貧富の差が激しいので、デバイスの所有率は地域によってバラバラ。

②ムンバイはインドの商都でビジネス街。スラム街にもテレビがある。ムンバイは、ネットはしばしば断たれるが停電がない唯一の都市。

③インドのネットは英語依存で、ネット上では英語を使っているサイトがほとんど。なので、英語ができない≒ネットの利用ができない。しかも男性利用者が中心。男女の不平等により識字率の違いによる。

安田峰俊氏講演

「中国に幻想を抱くな 冷静に中国を見る方法」

①weibo…twitter似のミニブログ。ユーザーは2億4988万人いる。これだけたくさんのネット人口がいれば、中国人のことがわかる、と思うかもしれない。ニュースでもネット世論がよく持ち上げられてる。しかし、安田氏はネット世論に疑問を持っている。
②中国のネット利用者は5億人いるが、かなりの数が娯楽目的にしかつかっていない。中国でインターネットで意志や価値観を積極的に発信する「意識の高い」ユーザーは計算していくと8000万人弱。

日本人が進出するには?

・山谷氏

これまでインドでのビジネスに関する情報がほとんどなかった。東南アジアも。中国は情報多い。進出するときに参考のになるのが、中国語のソース。インドの情報が多い。中国語や英語ができれば、中国や英語でネットを検索して探したほうがいい。自分で探しに行くほうが重要です。

・安田氏

中国についてもっと関心をもつべき。
中国語でwiki見るだけでもわかることがかなりある。
複合的な視点から考えるようにしておくべきで、自分が進出したい国のことは徹底的に調べるべきです。

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