【寄稿】台湾とアジア12地域のマーケット動向

台湾市場についての考察

台湾に先日行って参りました。

市場的には2300万人と小さいので、見過ごされがちですが、エンタメ系のメディアとしては大陸への輸出基地、また、東南アジアの華僑を通じた 玄関口にもなってます。個人的には、Singaporeを経由してアジアにという流れがあり、これ自体を否定はしませんが、実質上、 Singaporeは英語メディアであり、どちらかというと、アジアから欧米への玄関口という逆方向、または欧米から見たアジアの玄関口という感じで捉えた方が現実に合っているかと思っております。

アジア国・地域のマーケット比較厳選13

以上を踏まえまして、台湾に関しては、親日度も高く、特に日本に進出したいという想い(具体的にこの意志をマクロ的に持つのは僕が思うに、韓国、 台湾、Singapore、後は、アライアンスで出れるならばUSに限られるかと。もちろん、Startupという観点ではマネタイズの面 でインドなども日本に興味があるでしょうが)も強いため、海外展開する上での初期段階としては良い感じかと。あくまでマクロイメージで、IT&ア ジアに限りますが、総じてまとめると。

  • 台湾
    →東南アジア(&大陸)へのテストマーケットとなり得る
  • 韓国
    →韓国語のため、広がりは限られる。
    但し、韓国のECは進んでいるため、
    日本への展開が有利なので、二国間では良い。
  • Singapore
    →Singaporeを経由した欧米へのアクセスやアジアのカンファランスを含めたMeetup地点
  • タイ
    →市場へのEducationは必要であるが
    最も先行者優位が取れる可能性の高い国
  • インドネシア
    →外貨規制が厳しく入り方に考慮が必要
  • ベトナム
    →外貨規制が厳しいが、ITリテラシーが所得に比べて高く、
    インフラも所得に比べて良い
  • マレーシア
    →まだ僕の知見が限られるが、IT技術者の優秀層は、Singapore等にいる傾向が強い、まだ確認できてませんが、中東につながる かも知れない。
  • 中国
    →米国のVC多数が入り込んでおり、マクロでは、参入は難しいがHQを移す企業も出てきているので、ここで、引いている日本は時代に逆行して いる気がします。
  • インド
    →僕の知見が限られるが、さらに重要そう。
  • US
    →ここで目立たないとGlobalには勝てないが、
    日本勢はアジアでの存在感を武器に乗り込む方が良いと思われる
    (ダイレクトに行ってもマク ロで見て勝てる要素は少ないので)
  • EU
    →知見が限られるが、大規模なIncubationの存在はある
  • 東欧~ロシア
    →知見が限られる
  • 中東
    →知見が限られるが、サウジのARPUの高さ、
    競合の少なさからリーチはしたい地域

今回は、某社さんのサポートがメインとなりましたが、7/17-18に行われるiDeasShowの前に台湾の私設Incubatorである、appworksとMeetupをやろうかという話にもなっておりますので、ご興味がある方が居れば お教え下さい。

それでは、どうぞ、宜しくお願いします。

ライタープロフィール:合田ジョージ氏 :MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在はWEGLO Inc.を創業準備中。

Share this article

島人ブログ © 2013 All Rights Reserved

島人ブログ ~ Samurai Startup Islandの日々 ~

Designed by WPSHOWER

Powered by WordPress